清嶋素子×シャナヒー コラボレートコンサート
12月9日、自主企画コンサートである、清嶋素子さんとの、絵と音楽のコラボレートコンサートが京都・藤森の「みんなのカフェ・ちいろば」で行われました。
5月から暖めてきたこの企画、無事に開催することができて、心から嬉しく思っています。
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清嶋素子さんは、シャナヒーのセカンドCDのジャケットの絵画を描いてくださった画家さん。
清嶋さんとの出会いは、私(nami)が10年以上も昔に時々開催していた「アイルランドの歌の会」で清嶋さんの娘さんが参加してくださって折、お母様が描かれた絵葉書を見せて下さり、とても気に入って買わせていただいたことでした。

それから何年も経って、シャナヒーの2枚目のCDを作ることになり、ジャケットを絵画にしたいと思ったとき、古いヨーロッパのテンペラという技法で描かれる清嶋さんの絵のことが真っ先に頭に浮かび、思い立って訪問したのでした。

しかし、訪問した当時、清嶋さんは乳癌の治療を終えられたばかり、手術や放射線の治療の影響で絵を描くのは難しいと言われました。
そのため、半年後に開催予定だったフェニックスホールでのコンサートのフライヤーの絵を、今までの作品の中から貸していただくことにしました。

そして行われた2008年のフェニックスホールでの「青の時間」というコンサート。その時、はじめて私たちの音楽を聴いてくださった清嶋さんは、コンサートを終えた数日後に、ジャケットを描いてみたい、と申し出てくださったのです。それがセカンドの人魚の絵でした。

それから3年近く経ち、昨年秋に堺筋倶楽部で開催した「BALLADS」という、ノルウェーの音楽をコンセプトにした企画コンサートに、久しぶりに清嶋さんをご招待したのですが、清嶋さんはその時癌が再発しており、手術と重なったため聴いていただくことが叶いませんでした。

それから数ヵ月後、娘さんの愛さんから、清嶋さんが元気がないこと、でもシャナヒーの音楽を聴きたがっているからライブに連れて行ってあげたい、との連絡を頂きました。
しかし体調が整わずなかなか叶いませんでしたので、昨年5月の末日、清嶋邸を3人で訪問し、音楽お届け便ホームコンサートをさせていただくことになりました。

そのコンサートの2週間ほど前、三浦綾子さん著「ちいろば先生物語」で有名な、ちいろば先生こと榎本保郎牧師の息子さんでいらっしゃる榎本惠牧師が、清嶋さんの絵画(クリスチャンでいらっしゃるので、宗教画を沢山描かれています)に興味を持ち、購入する為に清嶋邸を訪れました。そこでたまたま、榎本牧師がシャナヒーのファンだということが分かり(人魚の絵があることに驚かれたとか)活動で多忙な中、私たちにひと目会いたいと、ホームコンサートの日に駆けつけてくださったのです。

まだ出会ったばかりでしたが、榎本牧師は、治療の影響で人魚の後から5年も絵を描いていないのだという清嶋さんに、個展を開くことを薦め、そして同時にシャナヒーとのコラボレートコンサートをすることを強く提案してくださいました。
場所のセッティングなどプロデュースを申し出てくださり、私たちも何か強いご縁を感じ、今回の企画がその時生まれました。


清嶋さんによると、この日のコンサートがきっかけとなって生まれ変わったのだそう。音楽にインスピレーションを得、描く意欲がどんどん沸き、一度は絶望していた命が新しく与えられ、きらきらと輝き始めました。

12月9日を目標に、再び筆をとった清嶋さんは、あらゆるものからインスピレーションを得ながら描き始められました。私と清嶋さんは頻繁に電話をし合い、励ましあいました。
しかしそんな中、再び癌の再発。
11月には手術を余儀なくされました。
それでも輝きを失うことなく絵を完成させていかれ、ようやく12月のこの日が来ました。



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みんなのカフェ・ちいろば は古い町屋をモダンに改装した素敵なカフェ。
常に絵も展示されていて、今回の企画にぴったりの会場でした。
コンサートはカフェ奥の離れで行われました。お庭のしつらいも素敵です。
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絵は、CDに登場する4つのお話に沿って描かれました。
コンサートのタイトルは「北の国の五つのおはなし」

コンサートの冒頭で、清嶋さんは自分の今までの歩みと思いを話され、今宵、皆様の上に光の雫が舞い降りますように、と締めくくられました。
「光の雫」この言葉を天から頂いたとき、絵が一気に完成したのだと以前おっしゃっていました。
これまでのご苦労を伺うと改めて胸が詰まりましたが、それを乗り越え、生き生きと意欲に燃え輝いておられる清嶋さんに、沢山の方が励まされたのではないでしょうか。

命が尽きるまで、癌と仲良く歩みながら絵を描いていきたいとおっしゃいました。

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会場には清嶋さんのファンやご友人を中心に、溢れるばかりのお客様がご来場くださいました。
歌以外は生音で演奏し、今回はビブラフォンもたくさん演奏しました。

みわさんにもご登場いただき、歌をメインにしたコンサートになりました。
語りも担当していただきました。

頭上から、CDのテーマ曲になる「かっこう」のインガリタという女の子の絵が見守ってくれました。
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最後に清嶋さんに再びご登場いただき、今回の絵の5人目の登場人物の話をしてくださいました。

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コンサート後はカフェで清嶋さんの絵を鑑賞しながらのお茶会。
美味しい紅茶と、手作りのケーキで話に花が咲きました。

ちいろばカフェさんにはこの度、大変ご尽力いただきました。ありがとうございました。
本当に気持ちのいい場所。。。
カフェでは普段から様々なこだわりの企画をされているようです。

今回の企画、強力に応援してくださった榎本牧師夫妻、
清嶋さんとそのご家族の皆様、

そして私たちの企画と清嶋さんに心を寄せて駆けつけてくださった、沢山のお客様。

心から感謝します。ありがとうございました。

清嶋さん絵画は25日までカフェで展示されています。
新作も旧作も素晴らしいので、ぜひこの機会に足をお運びください♪(日曜定休)


そして・・・
3月3日には奈良県橿原市ミュージックカフェ・アンジェスにてCD発売プレライブ、
3月30日には近江八幡市にあるヴォーリス建築のお住まい(榎本牧師邸)でのホームコンサート、
4月14日は兵庫県伊丹市のアイフォニック小ホールにて CD発売記念ライブが決まりました!

今回ほど沢山ではありませんが絵も展示する予定です。
沢山の方に知って、見て、聴いていただきたいので、これから告知をがんばっていきたいと思っています。よろしくお願いします♪
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by shanablog | 2012-12-18 17:16 | ライブリポート
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