星夜の歌~シャナヒープラネタリウムコンサート~
シャナヒーのプラネタリウムでのコンサート、改めてリポートします☆

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打ち合わせに行かせて頂いたとき、実は10年ぶりくらいにプラネタリウムを見たのですが、ちょうど(息子と共に)宇宙に興味があったので、すごい迫力に感動の連続でした。
星と星を行ったり来たり、宇宙の果てまで旅したり、映像や文字を入れたりなど、すばるホールのUさんは、宇宙を空間を自由自在に操られます。

最初に語りと音楽のコンサートを!というお題を頂いていたので、さて、テーマは何にしよう~と随分悩みました。
よだかの星、星の王子様などいろいろ挙がりましたが、言葉の美しさに惹かれて「銀河鉄道の夜」を選びました。
MCでもお話しましたが、大人になって改めて「銀河鉄道の夜」を読んで、今更ですがこんな切ないお話だったんだと、、胸がしめつけられました。
このピュアで不思議な魅力に満ちた世界を、そのままシャナヒーの音楽とリンクさせてみたら面白いのでは・・と。
しかしとても長いものがたりですから、内容の構成にはとても気を使いました。
藤城清治さんの影絵の絵本が素晴らしく、そのイメージを参考に、作っていきました。

清川 あさみさんの「銀河鉄道の夜 」の世界もとても素敵なんですよ、イメージが広がりました。
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今回ご一緒してくださることになった松本千代子さんの語りは、とっても透明感・清涼感があってイメージにぴったりでした。実はコンサートの前日、明け方まで特訓されたのだそうで、本番では迫真の語りに私なんてすっかり感情移入してしまって涙が出そうでした。

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第 1 部は冬の始まり・クリスマスからコンサートの幕開け、寒さ厳しい北欧の冬、雪解けから春、爽やかな初夏、夏、夏の終わりからまた再び冬へ、一年の季節の移り変わりを、那珂太郎さんの詩を通してイメージしました。

石のいのりに似て 野も丘も木木もしいんとしづまる
白い未知の頁 しいんーとは無音の幻聴
それは森閑の森か 深沈の深か
それとも新のこころ 震の気配か・・・

で始まる那珂太郎さんの「音の歳時記」は、日本語の美しさを再認識させてくれる、素晴らしい作品です。
興味を持ってくださった方は、ぜひその詩の世界を堪能してみてください。

一部プログラムは下記の通り

~夜空を彩る光と音の歳時記~  詩 那珂太郎「音の歳時記」より
1. The Wexford Carol ウェックスフォードのキャロル (アイルランド民謡)
2. Långdans ロング・ダンス (スウェーデンのダンス曲)
3. Bonnie Dundee  麗しのダンディー (スコットランドのダンス曲)
4. Bimid agoal ビミジ・アゴール (アイルランドのダンス曲)
5. PJ  (スウェーデンのダンス曲)
6. 雨の中で  (アイルランドのダンス曲)
7. てぃんさぐぬ花  (沖縄民謡)
8. Great Is the Cause of My Sorrow グレンコーのラメント (スコットランドの哀歌)
9. A Hymn to the Virgine 聖母への祈り (Benjamin Britten)

事前にデモと台本をUさんに送付し、前もって星空や映像を作っていただきました。
その音楽と映像のコラボを楽しみにしていた私たちですが、(当たり前ですが→)本番はぜんぜん映像が見えないんですよ(涙)残念~!!

この写真ではAutumnの文字が見えますが・・・
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2部はUさんによる夏の夜空の星座解説から。
汽笛の音とともに、お話のはじまりです。
北十字(白鳥座)から南十字まで、いろいろな星座のエピソードが登場します。
Uさんには、お話に出てくるふたごの星は、いわゆるふたご座とは別の星だという裏話も教えていただきました。
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今回、笛奏者の森本さんは、たくさんの笛を駆使していただいただけでなく、鳥のシーンではコレクションの鳥笛が大活躍しました。
私はかつてないほどシンセサイザーを活用し、いろいろ試みてみました。
いつものレパートリーも物語と組み合わさることでまた違った表情になるので面白いです。

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本番直前にぱちり!

ホールではない環境ということもあってか、音響のNMGさんは4トントラック一杯の機材を持ち込んでくださり、
最高にいい環境を作ってくださいました。感謝の気持ちで一杯です。
プラネタリウムならではのコンサートを皆様に楽しんでいただけていたら嬉しいです。

ありがとうございました!

                                                       by nami
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by shanablog | 2010-08-05 08:18 | ライブリポート
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